ホウレンソウは上司から部下に行う


僕の狭い観測範囲で昔の尊敬する上司とか、
TVのプロフェッショナルや情熱大陸で見た
名プロデューサー、編集者、社長、ディレクターなんかの
共通点なんですが、みんな自分から細かい連絡を取りに行ってるんですね。

立場は上だから黙って報告を受ける側にまわってもいいのに、
自分から毎日進捗を伺いに連絡をとる。
任せたからといってほったらかしにしないんですよね。

それがあまりプレッシャーにならないよう、
ただの雑談に混ぜる人もいますし、
そこからそれとなく問題点を引き出したりするのはやはりうまいです。

なんでそういうやり方にたどり着いたのかわかりませんが、*2

部下は良い状態になるまで絶対報告してこない

という気持ちは僕自身にもすごくよくわかる心理なので、
それを踏まえると、このやり方は見習うところがあると思います。

これまでのネット予約には「それぞれの飲食店に実際にどのくらいの空席があるのかは、ネットからでは決して分からない」という超えがたい限界がありました。「ネット予約では満席表示になっているけれど、電話をしたら席が取れた」みたいな経験をした人は少なくないはずです。 これはなぜかというと、従来のネット予約サービスは全て「飲食店の予約は紙で管理されている」ことを前提に作られていて、その中の一部のテーブルだけをネット用に開放してもらうという仕組みだったから。ネットからはごく一部の空き情報しか知り得なかったのですね。 結局のところ、リアルのデータはリアルだけで閉じていて、お店の人が一つ一つ手間をかけてネットに空席情報を放流してくれていたというのがこれまでだったというわけです。

だから今までのネット予約には、大変な負荷と無理がかかっていました。その無理がかかっていたのは言うまでもなく飲食店の現場。空席情報をグルメサイトに登録し、ネット予約の受付を常時ウォッチし、受け付けた予約を手書きで台帳に記入し、一方で電話予約で満席になってしまったら即座にネットでの受付を中止するなどの作業を日常的に行うことを強いられてきました。 結果としてこれまでのネット予約にはトラブルがつきもので、「ネットで予約したのに、お店に行ったら『席がない』って言われた!」という予約事故が多発していました。去年の忘年会でも多数の「オーバーブッキング」が発生していたと聞きます。 そんな信用できない仕組みではお客様だって怖くて使えないし、飲食店だって信用が傷つくリスクを考えれば積極的には取り組めません。もちろん、特に忙しい人気店さんではそんな手間とリスクを負ってまでネット予約に対応する余裕はありません。こうしてネット予約はいつまでたっても本格的に普及しなかったというわけです。